≪受賞理由≫
劇団若獅子は1987(昭和62)年の新国劇解散の後、
新国劇精神の継承を目的に笠原章が中心になって
結成した劇団で、様々な苦難を克服して
新国劇の名作や新しい時代劇の上演を続け、
2002年に結成15周年を迎えた。
その努力と成果には目を見張るものがあり、
松尾芸能賞の研修助成を贈るに相応しいと評価された。
≪受賞理由≫
御園座4月「一本刀土俵入」の駒形茂兵衛、
中劇場6月「新・水滸伝」の晁蓋の演技を評価された。
≪受賞理由≫
新国劇百年を記念して、
『劇団若獅子』率いる継承者として。
小説家・作家として著名な野村胡堂先生は、
音楽評論家としても立派な業績を残されました。
その折のペンネームが<あらえびす>でした。
その名に因み、
広く文化に貢献した方を顕彰する趣旨のもと
平成28年に制定されたのが<あらえびす文化賞>です。