■受賞歴

平成15年3月

「第24回松尾芸能賞 <研修助成> 」 受賞

  ≪受賞理由≫

劇団若獅子は1987(昭和62)年の新国劇解散の後、

新国劇精神の継承を目的に笠原章が中心になって

結成した劇団で、様々な苦難を克服して

新国劇の名作や新しい時代劇の上演を続け、

2002年に結成15周年を迎えた。

その努力と成果には目を見張るものがあり、

松尾芸能賞の研修助成を贈るに相応しいと評価された。 

 

平成21年4月

十三夜会 <推賞> 」笠原章 受賞

  ≪受賞理由≫

「王将」の坂田三吉は原作の味を再現した

感動的な舞台で、その好演を評価された。 

 

平成23年12月

名古屋演劇ペンクラブ賞」笠原章 受賞

  ≪受賞理由≫

御園座4月「一本刀土俵入」の駒形茂兵衛、

中劇場6月「新・水滸伝」の晁蓋の演技を評価された。 

 

平成25年3月

「第34回松尾芸能賞<優秀賞>」笠原章 受賞

  ≪受賞理由≫

近年「若獅子の会」の公演において、

新国劇という近代演劇史で重要な側面を担った

劇団の芸風を継承し展開している。

「白野弁十郎」の四十数年ぶりの通し上演に

見るようにその演目群を残すこと自体も

貴重であり、それに加え大正・昭和期の

大衆の心情が実感できるのも大きい。

演技面でも、「無法松の一生」など

進境著しいものがある。

 

平成29年10月

「野村胡堂<第二回あらえびす文化賞>」

笠原章 受賞

  ≪受賞理由≫

新国劇百年を記念して、

『劇団若獅子』率いる継承者として。

小説家・作家として著名な野村胡堂先生は、

音楽評論家としても立派な業績を残されました。

その折のペンネームが<あらえびす>でした。

その名に因み、

広く文化に貢献した方を顕彰する趣旨のもと

平成28年に制定されたのが<あらえびす文化賞>です。